Obsidian使い始めた2~プラグイン編~

Obsidianで試したプラグインの一覧を紹介する。
有効化にチェックが入っているものは、僕が実際に有効にしているプラグインだ。
星3つ(★★★)のプラグインは入れておいて間違いはないと思う。

注意点

  • デイリーノートやCalenderはほぼ使っていないので、関連するプラグインはスルーされている。
  • NotionライクにしたいならMAKE.mdを入れるのが手軽だと思う。僕はObsidianにはデータをMarkdownとして保持することと、エディタとしてのシンプルさを求めているので採用しなかった。
  • LLMによる支援系も選外になっている。僕が、AIに文章を直接操作されるような使い方を望まないため。今のところは、Custom FramesでChatGPTを開いて使う程度で満足している。

プラグイン一覧

プラグイン名 おすすめ度 有効化 備考
2Hop Links Plus ☆☆☆ scrapboxみたいな2HOPリンクが表示されるようになる。使い所がわからなかった。
Advanced Canvas ★☆☆ Canvas拡張。フローチャート図形が使えるようになる。線の種類も増えるので、Canvas使う人は入れて良いと思う。
Advanced Tables ☆☆☆ Table拡張。公式の機能アプデで対応できるようになった。
Attachment Management ★★☆ Attachment拡張。添付ファイルが格納される場所やファイル名の命名規則を指定できる。デフォルトの名前規則が気に入らないので自動リネームしてくれるのが助かる。
Auto Card Link ★☆☆ リンクをカード形式で表示できる。見た目に拘る人は良いかも。
Auto Link Title ★★★ ペースト補助。URLを貼り付けたときに自動タイトル取得とMarkdownのリンクにしてくれる。便利。
Auto Template Trigger ★★☆ 新しいノートを作成するときにテンプレートを選択できる。Templater未対応なので、Templaterを使っていなかったり、フォルダ分けをあまりしない人にはおすすめ。
BRAT ★★☆ コミュニティプラグインに追加されていないプラグインのインストールに使う。使うときだけ有効化する。
Buttons ☆☆☆ MetaBindが後継しているので使用不推奨。
Calendar ★☆☆ デイリーノートを使う人は必須に近い。自分はあまり使っていないが一応入れている。
Callout Manager ★☆☆ コールアウトの種類を管理できる。追加もできる。あって困らないので有効。
Callout Suggestions ★☆☆ Calloutの自動補完。僕の環境だと動作しなかった。
CardBoard ☆☆☆ Kanban形式の表示。Projectsに満足しているため使っていない。Kanbanの方がユーザ多し。
Colored Tags ★☆☆ タグに自動で色付してくれる。視認性はあがる。
Commander ★★★ UI上のボタンを追加できる。QuickAdd++やTemplaterとの組み合わせで強力になる。
Convert url to preview(ifream) ★★☆ URLから埋め込み(iframe)にしてくれる。YoutubeURLから動画埋め込みなどもっできるため便利。
Custom Frames ★★☆ UI上で指定のウェブページを表示できる。ChatGPTを横に開いて作業ができるので便利。
Dataview ★★★ クエリ操作できるプラグイン。必須。これのお陰でノートをDBっぽく使える。
Day Planner ★☆☆ 一日のタスクスケジュールを管理できる。一日単位のスケジュールをつけないため不使用。
DB Folder ★★☆ DBを使えるようにする。リレーショナルもできるので、欲しい人は入れても良い。Projectsとの連携も対応。
Editing Toolbar ☆☆☆ エディタにツールバーを追加。Markdownはキー操作だけで完結できるのがいいところなので、不使用。
Editor Width Slider ☆☆☆ エディタの表示幅を変更できるスライダーをUIに追加。むしろ横幅のスペースが足りないくらいなので、あまり使わなかった。
Excalidraw ★★☆ 定番図作成プラグイン。個人的にはリッチすぎるものはObsidianに求めていない。
File indicators ☆☆☆ エクスプローラのファイル名頭にインジケータを追加できる。使い所がなかったので不使用。
Folder notes ★☆☆ Notionみたいにフォルダに紐づくノートを作る。フォルダの説明を書くようになるので良い。
Footnote Shortcut ★☆☆ 注釈リンクからショトカで注釈に飛んだり戻ったりできる。今のところ使っていない。
Full Calendar ★★☆ Calendar拡張。カレンダーがっつり使う人には良い。
Git ★★★ Git。VaultのバックアップをGithubにとっているので必須。
Hexo Auto updater ☆☆☆ Enveloppeが優秀なので。
Hexo Publisher ☆☆☆ Enveloppeが優秀なので。
Hexo Toolkit ☆☆☆ Enveloppeが優秀なので。
Iconize ★☆☆ エクスプローラ拡張。ファイル・フォルダにアイコンが付けられる。視認性は上がる。
Image Converter ★★☆ 貼り付けた画像のサイズを変えたり、位置Alignや画像の改行なしwrapにできたりする。便利。
Image Toolkit ☆☆☆ Image Converterを使用しているため、不使用。
Importer ★★★ 他のアプリから移行する場合は必須。Notionからの移行時に使用。普段は無効。
Kanban ☆☆☆ Kanbanを使えるようにする。Projectsを使用しているため、不使用。
Key-Value List ☆☆☆ リスト中にコロンをつけるとテーブルっぽくしてくれる。たまに表示が崩れる時があるので不使用。
LanguageTool Integration ☆☆☆ 文法スペルミスチェックplugin。ちゃんと試していない。
Links ★★☆ リンク拡張。リンクを付けたり外したりが簡単にできる。便利。
Linter ★★★ ルールしたがってMarkdownを整形してくれる。汚い書きっぷりでもキレイにしてくれるのでありがたい。
MAKE.md ★☆☆ 完全にNotionライクにしたいなら、これを入れれば良い。リッチすぎるし、Markdownで管理できるというObsidianの理念から外れると考えるため、不使用。
Markwhen ☆☆☆ マイルストーン描画する。マイルストーン使わないため、不使用。
Meta Bind ★★☆ ノート上に入力フィールドやボタンを追加でき、インタラクティブなノートが作成できる。管理用のノートなどを使うときにめちゃ使える。
Mind Map ☆☆☆ マインドマップを描画する。マインドマップを使用しないため、不使用。
Mononote ★★☆ 同じノートを複数開かないようにしてくれる。ズボラなのでありがたい。
Natural Language Dates ★☆☆ 自然言語で日付を入力できるようになる。地味に便利。
Note Toolbar ★☆☆ 特定のノート上部にツールバーを追加できる。MetaBindを使っているので、不使用。
Outliner ★★☆
Paste URL into selection ☆☆☆ 選択した文字列にクリップボードのURLを貼り付けるとリンクにしてくれる。Linksで同様のことができる。
Plugin Update Tracker ★★★ Pluginの更新を自動で確認してくれる。活発なPluginは頻繁にアプデされるので、あると便利。
Projects ★★★ プロジェクト管理に必須。NotionでもDB使ってたので助かる。DB Folderを使うとRelationも可能。
Quick Add ★★☆ ノート作成時に指定したコマンドやスクリプトを走らせたりできる。便利。
Quick Switcher++ ★☆☆ ノートを素早く切り替えるのに便利らしいが使いこなせていない。
Recent Files ★★★ 最近開いたファイルを表示してくれる。標準で付けてもいいと思う。
Regex Find Replace ★★☆ 正規表現での検索・置換ができる。標準で付けてもいいと思うが。
Remember cursor position ★☆☆ 最後のカーソル位置を記録して、次に開いたときにその位置から始められる。
Simple CanvaSearch ★☆☆ Canvas拡張。Canvas内で検索できる。Canvasがでかくなると必要かも。
Static Site MD Exporter ☆☆☆ 静的サイト用plugin。Enveloppeがあるので不使用。
Style Settings ★★☆ テーマの設定をしやすくする。対応してるテーマのみだが、有名どころは対応してる。
Surfing ★★☆ Obsidian上でWEBページを開ける。リンク先をちょっと確認するときに便利。
Tag Wrangler ★☆☆ タグを一括変更したりできるらしい。まだ使ったことはない。
TagFolder ★☆☆ エクスプローラにタグ毎にノートを表示してくれる。タグベースでノートを一覧できるのは少しおもしろい。
Tasks ★★★ チェックボックスをタスクとして扱う。タスク管理するなら必須。
Tasks Calender Wrapper ☆☆☆ CalenderとTasks拡張。僕の環境ではうまく動作しなかった。
Templater ★★★ Template拡張。Templateを使うなら必須。JSも組み込めるので使い道が広い。
Thino ☆☆☆ Twitterのようにメモをとれる。Twitterのようにメモをとりたいことがないので不使用。
Time Ruler ☆☆☆ Day Plannerなどのスケジュール管理拡張。スケジュール管理しないので不使用。
Trash Explorer ★☆☆ 削除したファイルをすぐに復帰できる。削除に対して強気なら不要。
Typewriter Mode ☆☆☆ エディタのフォーカスカーソルを常に同じ高さで表示するようにする。タイプライターモードが慣れないため、不使用。
Typewriter Scroll ☆☆☆ エディタのフォーカスカーソルを常に同じ高さで表示するようにする。タイプライターモードが慣れないため、不使用。
Various Complements ★★★ 自動補完で他ノートとのリンクをとれる。リンクを沢山するのであると便利。
Wikipedia Search ★★★ 選択した文字列でWikipedia検索してリンク付けが簡単にできる。Wikipedia多用するのでありがたい。
Writing Goals ★☆☆ ノートに対してゴール設定して今の進捗を示してくれる。モチベアップにはいいかも。

備考

上の一覧は、Obsidianプラグイン用ノートのTemplateを作った上で、Projectsで管理し、Dataviewで表示している。DB的に使えるのでとても便利。
そしてEnveloppeを使うとノートからワンクリックでブロク更新ができる。Dataviewの結果もテーブルに変えてくれるのが優秀すぎる。

次回は、ブログ更新や文書管理など、Obsidianの運用をいくつか紹介したい。