もっと普通のこと

もっと普通に日記をつけたい。
これはずっと言っているのだが、なかなか実行できていない。
前に書いた日記も妙に衒学的で僕の賢しらなところがでている。よくない。
こう・・・あるじゃないですか。通勤中に見かけたお花がすごくかわいかったんだけど、なんて名だろう、とかそういう普通の日常的なやつ?そもそも、そういう意味で本当に日常の出来事を書いたことってのはあまりないかも知れないな。Twitterのつぶやきがそれに近いが、あんなのほぼ鳴き声みたいなもんだし。そう考えると日記を書くっていうのはなかなか難しいのかも知れない。難しいことが中々できないのは当然である。よって、僕がまともに日記を書けないことも当然なのである。よし。

まあ、そんな言い訳をずっとしていても詮無いので、はてブのコメントくらいのノリで1週間毎くらいには日記を書いていきたい。はてブのコメントみたい、っていうか、はてブのコメントじゃ書ききれなかったことを書いていくので、いいんじゃないでしょうか。よし。

めっちゃまとまりのない話するからね。バックスペース使わない気で行こう。

ネットというかtwitterの言い争い

ネットを支配する「シニシズム」「冷笑主義」という魔物の正体(津田 正太郎) | 現代ビジネス | 講談社(1/8)

議論するには、議題と議場が最低限必要だが、twitterにはそれがないってだけでは。テキストで議論できないわけでなし。そも「議論ができるか」の前に「議論したいのか」と問えば「言い争い」をしたいだけなんじゃ。

2019/12/01 12:02

"ネットで「議論」は可能なのか?“という問については、別にできんじゃねーの、としか思わない。ネットと言う言葉がふわふわすぎるから、そう言わざるを得ない。テキストベースじゃ議論できないってこともないわけだし。ボイチャでもVRでも手段はなんでもいいけど、言語でコミュニケーションとれるなら、議論はできるだろう。問題は、ツールじゃなくて、人のほうだと。記事内容もそういう話だろうに、最後で飛ばしてる感。最近の"ネット論争"ってほぼtwitterの話題だと思うのだが、twitterでの論争は論争足り得ていないだろう。そもそも、あのサービスはシステム上議論に全く向いていないというか、元々「つぶやく」だけのツールなので、一方的に言い放つのに特化している。議論には、議題と議場が最低限必要だ。何について議論するのかの設定は当然必要であるが、議論する場所を限定することもまた必要だ。議題だけがあって、誰でも彼でも好き勝手な場所でくちゃべっていても何もまとまらない。しかし、twitterはそういうところなので、案の定話がまとまらない。スレッドという機能もあるが、ユーザはそんなの関係なく発言できてしまうので、あまり意味はない。要は、twitterでまともに議論しようと言うのが難しい。議論したいなら議論する用の連携サービスがあってもいいんじゃないだろうか。twitterがそういうサービスやってくれれば誘導しやすくていいのにね。
そして、頭が痛いことにtwitterで言い争っている人たちは、このことを自覚していない。若しくは、無視しており、何れにしろ、実際のところ真面目に議論する気はないのだろう。記事でも”「議論の場」を本当に実現したいのであれば、相手側の動機を分析したりするのは基本的にご法度"と言っている通りで、その基本のきの字も押さえない態度は、議論する気がないのだと思わざるをえない。いや、「議論する価値もない」と思っているからこそ、前提の合意形成もしようとせず、罵倒、人格攻撃、口調批判が目立ち、どうでもいい意見表明ばかり溢れるのかも知れない。結局、議論したいわけではなく、言い争いをしたいか、もっと端的に言えば感情の吐露、大げさに独り言を「つぶやき」たいだけなのだと思う。
別にそれ自体は、まあ、いい。僕がこうしてここで「つぶやき」ができるのもネットの自由主義的な風土のおかげである。ただ、僕が気にかかっているのは、ただの"言い争い"が"論争"扱いされてしまうことだけだ。声のデカさで真実が決まるなんて、そんなの嫌だぞ、僕は。

今日用無し

31歳東大准教授が「進学校より高専」を勧める深い理由 | デイリー新潮

一応、高専擁護のために言っておくけど、高専も一般科目必修ですからね。国語も歴史も倫理も政治経済も。1,2年はほぼ一般教養で、専門科目が増え始めるのは3年からですよ。そりゃ普通高校と比べたら少ないだろうが。

2019/11/24 13:51

最近話題だった東大特任准教授のインタビュー、にはあまり興味ない。しかし、ブコメで高専卒を見下すものが意外と多くて驚いた。まあ、それは意見として別に気にならないのだが、「高専は専門科目しかやらない」という事実と反する事が書かれていたので、一応コメントしておいた。「高専卒からの大学編入だと3年からになるので、大学での教養課程は飛ばされるよね」というならわかるし、その通りだと思う。ぶっちゃけ僕も高専卒なので、そんなに教養がある方ではない。
いやあ、"教養"に対してはコンプレックスすらある気がするぞ。知識人コンプレックス?その結果、妙に衒学的になって、それっぽいことをそれっぽく言うのばかり上手になってるような・・・。いや、やめやめ、詮無い詮無い。毎年歴史の教科書を買い直して読んでる人なんかホント偉いし、尊敬する。僕みたいにソ連本買って「女子の制服がメイド服って天国かよ・・・」[1]と想いに耽っている輩とは違う。地下室の住人ですよ。僕は。[2]

要求不満

お前たちの仕様の伝え方は間違っている! - Speaker Deck

仕様(どうする)ではなくて要求(どうしたい)の話では。要求分析と要求仕様の話がごっちゃになっている気がする。

2019/11/23 16:59

コメントしてる通りなのだが、仕様と要求の話がごっちゃになっていて、こう、むずむずする。まともな要求仕様が作られていないんじゃないかと怖くなる。「ストーリーをつけると要求が意味するところの具体例がわかっていいね!」という意見自体は肯定するが、要求を把握せずに仕様を作っているような状況があるなら、もっと根本的な問題があるだろう。詳細仕様書でふわふわした(実現可能性と検証可能性が見えない)表現をしてるならそれが問題だし、要求仕様書で要求と仕様が結びついてない(仕様の属する要求が不明確)なんてありえないだろうしなあ・・・。

ついでにこれ

元週刊少年ジャンプ編集者が漫画家から学んだことを書いていく | 第6回 漫画の打ち合わせでよくあるミス第1位とは?~「すれ違い」に気をつけろ!~

だから要件定義書では、まず用語の定義から入る

2019/11/23 16:32

そのまんまです。要件をまとめるときは、その要件で使っている用語についてまず定義します。誰かと一緒に何かを決める時は、前提の合意形成が必須という当たり前のお話。まあ、その当たり前をするのが難しかったりするけどね・・・。「なんでこいつそんなアタリマエのこと確認してくるんだ?」って人もいるし、ひどけりゃ「それどうでもよくないですか?」なんていう人もいるもんだ。どうでもいいって言うならどうでもいいなりに対応すると、「なんでこうなってないんだ!?こうするのはアタリマエだろ!」なんて言ってきたりして。・・・要求開発って大変だね。あれ、なにこれ愚痴?

おわり

日記でした。


  1. 速水螺旋人・津久田重吾「いまさらですがソ連邦」(2018)、で読んだ。実際には、制服というよりフォーマル着らしいので、みんな統一デザインという訳ではない。ふわふわリボンがかわいいのだ。ゲストコラムで広江礼威がバラライカのソ連時代メイド服を描いていたのも眼福でした。 ↩︎

  2. ドストエフスキー「地下室の手記」(1864)から。仲間内のDiscord鯖名が「地下室2.0」だったりする。結構気に入っている。因みに、本編では娼婦に説教するシーンがもうホントどうしようもなくて好き。僕自身がどうしようもない存在なので、共感せざるを得ない。いや、それを口に出せるだけ、僕は彼にもなりきれない存在なのだろうと思うがね。 ↩︎